マンションの給排水設備改修工事

マンションの専有部分の給排水管に漏水が起こると、下階の住戸に甚大な被害が発生します。区分所有者の安心な生活を守る為には、本来計画的な点検・改修が望ましいですが、個人の対応に任せているケースが多く、建物の老朽化により大きな不安を抱えたままのマンションが増加しているのが現状です。
当社は地元岡山で半世紀にわたり、新築マンションを中心に公共施設や商業ビル等の設備工事に携わってきました。その実績と信頼を基に、これからのマンションの資産価値をどう維持し、『安心の暮らしを守る、設備工事のエキスパート』として管理組合様のお力になれればと考えております。
共用部ももちろん、専有部も含めた給排水管の問題について、管理組合でどう取り組むべきかまた工事の際の注意点等をお気軽にお問合せいただければと思います。

直結増圧給水方式のご提案

受水槽・高置水槽の劣化の契機に・・・

水槽方式で水道水を供給しているビルやマンションでは、水が濁ったり、臭いがついたりしやすいため、定期的に点検・掃除・水質検査等の維持管理を行う必要があります。
直結給水方式に切り替えれば、水道(配水)管を流れる安全で良質な水道水を蛇口まで直接供給することができるようになります。また、水槽が不要となるので維持管理費の削減や、水槽を撤去してできたスペースの有効活用が可能になります。
※市町村により許可されていない場合があります

突然、破裂した受水槽

リニューアルの概要と耐用年数

※耐用年数は、おおよその修繕周期を表したものです。
 使用材料や周辺環境などにより、異なる場合があります。
※イメージ図は、高架水槽方式をベースにしたものです。

リニューアルプラン

プラン1

受水槽・高架水槽を撤去して増圧給水ポンプ方式にリニューアル

増圧給水ポンプ方式のメリット

  • 安全・安心で良質な水を直接給水
  • 受水槽・高架水槽の定期点検、保守管理不要
  • 受水槽設置スペースの有効活用

増圧給水ポンプ方式のデメリット

  • 断水や停電時に水が出ない

増圧給水ポンプ方式における留意点

  • 水道事業者との協議が必要(本管圧力が低い地域では適用不可の場合あり)
  • 戸数が50戸を超えると適用不可の場合あり(図面による水理計算が必要)

プラン2

高架水槽を撤去して加圧給水ポンプ方式にリニューアル

加圧給水ポンプ方式のメリット

  • 断水の場合でも一時的に水の供給が可能
  • 高架水槽の定期点検、保守管理不要
  • インバータ制御ポンプで省エネ・消音

加圧給水ポンプ方式のデメリット

  • 断水や停電時に水が出ない