トイレ年表
- 1914年
【日本における水洗便器の始まり】
製陶研究所が国内初の「腰掛式水洗便器」を製造し出荷 - 1917年
東洋陶器株式会社(現 TOTO株式会社)創立 - 1924年
伊奈製陶株式会社(現 株式会社LIXIL)創立 - 1959年
日本住宅公団が洋風便器(隅付タンクタイプ)を採用
洋風便器普及のきっかけに - 1964年
【日本初、温水洗浄便座の発売開始】
伊奈製陶株式会社(現 株式会社LIXIL)がスイス製の温水洗浄機能付き便器を、東洋陶器株式会社(現 TOTO株式会社)が米国製の温水洗浄便座を輸入販売 - 1967年
【温水洗浄便座の国産化が始まる】
伊奈製陶株式会社(現 株式会社LIXIL)が国産初の温水洗浄機能付き便器を発売
- 1969年
東洋陶器株式会社(現 TOTO株式会社)も温水洗浄便座を国産化 - 1976年
和式便器と洋風便器の出荷数がほぼ同じになり、その後、洋風便器の出荷が和式便器を上回っていく - 1987年
松下電工株式会社(現 パナソニック株式会社)が水洗便器の販売開始 - 1993年
タンクレス便器が発売 - 2002年
温水洗浄便座の普及率が50%を超える - 2013年
温水洗浄便座の普及率が76%になる
4世帯のうち3世帯が保有する所まで普及 - 2017年
温水洗浄便座の国産化から50年
温水洗浄便座の普及率が80%になる
便器の洋風化
1960年代は高度成長期の真っただ中であり、東京オリンピックの選手宿舎に洋式便器が設置されたのをきっかけに、洋風便器が普及し始めました。
1967年10月に、世に送り出されたのが「サニタリイナ61」と名付けられたシャワートイレです。
価格は28万円で、現在の価格だと200万円近くになります。
一般の人が気軽に手が届くものではなく、購入者は経営者や医者など経済的に豊かな層に限られていました。
タンクレス便器開発の経緯
当時の日本の住宅トイレは、居住性の高い空間へと進化しつつ、心地よさ・安らぎなどさらに快適性と個性化がトイレに求められるようになっていました。
また、環境問題が国境を越えた人類共通の課題として人々に認識されるようになり、生活の中の水まわり機器については、「節水」が大きなテーマとなっていました。
TOTOは1993年4月、温水洗浄便座と一体になった、便器背面にタンクが無いローシルエット形状のトイレの開発に成功、「ネオレストEX」を発売しました。
洗浄水量はそれまで主流であった 13L から8Lへと大幅な節水を実現しました。
マンショントイレリフォーム
タンクレストイレ&収納ですっきりした空間に
すっきりとした明るいトイレ空間
タンクレスタイプへの取替えの場合、手洗いを別に設ける必要があるため、給排水などトイレ本体からつなぐことが出来るリフォームタイプをご提案しました。
自動開閉や自動洗浄等のオート機能も充実したタイプのトイレで、手洗い水栓もセンサー式で非接触タイプとなります。
入口正面の壁はブルーグレーのアクセントクロスにすることで、爽やかで清潔感のある空間に変わりました。
収納
背面にはトイレットペーパーなどのストックができる収納棚を取付け。
【8月発売】ネオレスト
TOTOから清潔さとデザイン性を兼ね備えた、新しいネオレストが発売になります。多様性に富んだ4タイプのデザインになっており、価格は約30万円~65万円になります。
デザインだけでなく、大幅な節水や汚れを浮かせてしっかり洗い流す3つの技術、今回新たに追加になった機能でトイレ時間をより清潔で快適に過ごすことが出来ます。