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キッチンが誕生するまで
昭和初期の台所はあまり日が差さない北側に位置にあり茶の間から少し離れた場所にありました。
戦後10 年あまりたった頃公団住宅の建設が始まり、現代のダイニングキッチンの原型となる台所兼食事室のスタイルが広まっていきました。
キッチンのはじまり
1956年
ダイニングキッチンの誕生
サンウェーブ工業(現 LIXIL)が日本で初めてのステンレス深絞り流し台を開発し、公団住宅に採用されました。
そこからステンレス製の流し台が一気に普及し、台所と食卓が1つになった「ダイニングキッチン」が世に広まりました。
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ステンレス流し台が普及した背景には、プレス工法というやり方で大量生産が可能になったこと、庶民でも買えるくらい値段が安くなったことがあります。
1960年
セクショナルキッチンの登場
設置スペースに合わせてキャビネットを組み合わせる現在のキッチンのかたちができました。
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アメリカで開発され、日本にも入り始めていた「ステンレス」を使うことが、公団住宅のダイニングキッチンを導入するにあたり、あらかじめ決められていました。
耐久性に優れており、見栄えもよかったためでした。
職人が1つずつ手作業で溶接していたため、当時の一般的な流し台の5倍もコストがかかり、さらに大量生産が必要不可欠になっていました。
サンウェーブ(現LIXIL)が製作に取り組み、1956年9月に日本初のステンレス深絞り流し台を完成させました。
1973年
日本初のシステムキッチンを開発
ヨーロッパで主流になっていたキッチンユニットをクリナップが日本向けに改良しました。
「システムキッチン」と名付け、国内で販売しました。
当時の日本は高度経済成長期でさまざまなものが海外から日本にやってきた時代でした。
小型自動車やカラーテレビ、システムキッチンもそのうちの1 つです。
冷蔵庫や電気炊飯器、電子レンジなどの台所機器も次々と便利な製品が登場しました。
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1981年
TOTOがシステムキッチン「デラックスシリーズ」を発売
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1984年
LIXILがシステムキッチン「サンヴァリエ」を発売
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1990年
クリナップがシステムキッチン「クリンミセス」を発売
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1999年
TOTOがシステムキッチン「スーパーレガセス」を発売
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2020年
TOTOがシステムキッチン「ザ・クラッソ」、LIXILがシステムキッチン「リシェルSI」を発売
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使いやすいキッチンの高さを選ぶ方法
キッチンの高さは5cm刻みの80cm、85cm、90cmの3段階設定のメーカーが多く、2.5cm刻みの82.5cm、87.5cmに設定されているメーカーもあります。
どの高さのキッチンが使いやすいかはそれぞれの身長によって違います。
適正な高さは「身長÷2+5cm」と言われており、例えば身長160cmであれば160÷2+5=85cmとなります。
また複数人で使う場合はよく使用する方に合わせるか、使う頻度にあまり差がない場合は背の高い方を基準に選ぶのがおすすめです。
ぜひキッチンを選ぶ際の参考にしてみてください。
キッチンリフォーム
熱・キズに強いお手入れ簡単キッチン
キッチンは今流行りのグレージュという色を基調としています。
床と色を合わせることで統一感がでて洗練された空間へと変わりました。
キッチンのワークトップはセラミックトップになっており、熱やキズに強くお手入れもしやすいため長く美しさを保つことができるキッチンとなっています。
リクシル・リシェルSI使用。
キッチン LIXIL リクシルSI
セラミックカウンターやキッチンコンセントを採用した上級グレードのキッチンです。
- 対面I型キッチン
- 間口2550
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カウンター
カウンターの長さを壁まで伸ばしスッキリと収めました。
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フローリング
既存の床に厚さ1.5mmのリフォームフロアを上貼りしました。
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